睡眠について

 ここでは、睡眠に関しての重要性を認識していただくために、最新の論文による知見を幾つかご紹介します。

・脳は睡眠によってのみ回復している
・睡眠量が不足、もしくは質が低下すると脳の体積が減少する
・一週間の不眠が死を招く
・17時間起き続けていると認知機能は飲酒時と同レベルまで低下する
・睡眠障害をもつ人間の事故率は飲酒運転と同水準
・睡眠障害の患者の病気リスク
 ・心筋梗塞: 200%
 ・認知症: 400%
 ・脳血管障害: 700%
 ・糖尿病も大きく悪化することが分かっている
・睡眠時間が短すぎても長すぎても寿命は大きく減少する
(理想的な睡眠時間は7~8時間。長く眠れてしまうということは浅いということです)

以上のような恐ろしい研究結果が出ております。大切なことは、寝られるか寝られないかではありません。睡眠の質こそが脳の回復に最も影響するのです。少なくとも眠れないから睡眠薬を出すという治療では脳の回復につながるような質の高い睡眠になることはほとんどありません。質の高い睡眠に必要なのは、睡眠を障害しているものの原因を正しく認識し、解決することです。